3年前の4月、熊本地震。
いまなお、傷跡は残っています。
あの夏に出会った熊野さんが育てる香心ポーク、
開業してからずっとtrattoriYa Mimasakaで提供させてもらっています。
ウチが扱える量なんて 雀の涙 程度の応援なのですが、
やっぱりそれでも続けたい。
メインディッシュに使ったときの写真
おひとり100g前後じゃ、なかなか支援にならん・・
熊野さんのところも、畜舎が被害を受け、
私が借りられそうもない額の借入金をして 建て直し。
今年の11月にようやく完成できそう、とのことです。
しんどいこと、山ほどあったはず。
だけども、子育て真っ盛りの熊野パパ、
以前お会いした時も
この笑顔。
と、頭の手ぬぐい。
皆さんも 何かを購入するとき、
誰かを応援する、投票する手段としていただけたらと思います。
「せっかくだから あなたのところで」と。
熊本に限ったことではなくですね。
~~~2016年、夏の話~~~
あの夏、仲間たちと復興支援イベントをしに現地入りしました。
Solaの吉武さんを筆頭に各地から凄腕の料理人や アーティストが集い、地元の農家さんをおもてなし。
企画段階では「炊き出しをしようか」の意見もあったのですが、
熊本の農家さんから
「炊き出しをする人たちは 食材を持ってきてくれるから、自分たちが育てた作物が全然売れなくて困っている。でも、みんな困ってるんだから、自分たちの利益のことなんか言えない」 との声も聞こえてきました。
それで、「農家さんをもてなす」
「その作物を食べ、それぞれが自分のお店に持ち帰り、継続的に使ったり、宣伝したりして応援する」という方向性に。
いま思い出しても、「熱い夏」でした。
その熱、いまだ冷めやらず。